過激なスマホ販売競争、残る火種

author Posted by: admin on date 3月 25th, 2016 | filed Filed under: 未分類

過激なスマホ販売競争、残る火種 政府介入に反発、進まぬ抜本改革。NTTドコモは家族でデータを分け合う低料金プランで他社と差別化すします。総務省の携帯電話料金引き下げに関する作業部会の議論が終盤に入った昨年11月下旬、NTTドコモの幹部の車が官邸に入りました。会ったのは菅義偉官房長官です。ドコモの幹部は「当社としては第1弾として0円端末をなくします」と説明しました。官房長官は「第2弾、第3弾もやるんですね」とその幹部に念押ししたのです。これに対して、幹部の説明はこうでした。第2弾は2016年4月末の年度末決算会見で、第3弾は7月末の第1四半期決算会見で発表します。そして第4弾は、9月とみられるアイフォーンの次期モデル発売に合わせて行うとのことだったのです。ドコモは「第4弾」までの段階的計画を披露して官房長官を納得させました。昨年9月の経済財政諮問会議で安倍晋三首相が「携帯電話料金の家計負担軽減が大きな課題」と発言して、高市早苗総務相に指示して始まった携帯料金引き下げ論議が始まりました。黒子は元総務相でもある菅官房長官といわれています。昵懇(じっこん)のドコモ幹部を呼びつけたのは官邸主導を証明するものです。
 

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